2011年07月22日
重りを固定するか、遊動にするか
ヨーロピアンスタイルのカープフィッシングだけでなく、ぶっこみスタイルの鯉釣りは、重りを固定、または半遊動にすることが多い。フックを吸い込んだ鯉が反転したとき、ハリスが引かれてゆき、最終的に重りという荷重が掛かることによって針先が口に刺さる、という「向こうアワセ」に近い考え方だ。
もちろん、これにも一長一短がある。エサを口に入れたまま動かない、あるいは反転しても違和感があるとすぐに吐き出してしまうようなシチュエーションでは固定、半遊動の仕掛けはあまり効果的でないように思う。
ヘラウキなどを使って延べ竿で鯉を狙っていると、非常に微弱なアタリしか出ないこともある。もっともそのときの餌は柔らかいので、勢いよく吸い込む必要がないからかも知れないが、ウキのメモリ半節分だけツンと入ったときだけ、口に含んでいることも少なくない。
例えば、フッコのぶっこみ釣りなどでは、房掛けした青イソメをたっぷり咥えさせ、反転してもラインが出て行く完全遊動にするほうが釣果がいい。リールからラインが勢いよく飛び出ていく様子は期待感が高く、フックアップまでのドキドキがたまらない。この場合、ハリ一杯に掛けた餌が前提なので、なるべく長時間食べさせ、ハリを飲ませてでもフックアップに持ち込む方法といえる。
カープフィッシングで使うボイリーの場合、吐き出したときにフックが刺さるのではあるが、掛かりが浅いとき反転時に外れてしまうこともあるように感じる。
自分のポイントや釣り方だと、ショートバイトが出ることが少なくないため、そう思うようになったのだが、単発の引っ張るようなアタリが鯉のヒレがラインに当たっているのか、上記のように掛かりが浅いのか判断が付きにくいケースも多いのだ。
そんなときに回収したセーフティーリグを見てみると、重りのストッパーゴムが外れていることがある。これが地形によるものでなければ、やはり掛かりが浅く、鯉の反転時に底に掛かっている重りに負荷が掛かった瞬間に外れてしまっているケースが想像できる。
リードクリップにはいくつか種類があるが、完全固定にできるものもある(下)。使い分けでゲームをうまく組み立てていくには面白いアイテムだ
完全に重りを固定できるタイプのセーフティーリグを導入して、現在統計を採取中。半遊動、完全固定、完全遊動、どれがベストかは選ぶボイリーやハリスの長さなどにもよるだろう。いずれにしても、調べておいて損はなさそうなので、今後も調査を続けてゆきたい。
もちろん、これにも一長一短がある。エサを口に入れたまま動かない、あるいは反転しても違和感があるとすぐに吐き出してしまうようなシチュエーションでは固定、半遊動の仕掛けはあまり効果的でないように思う。
ヘラウキなどを使って延べ竿で鯉を狙っていると、非常に微弱なアタリしか出ないこともある。もっともそのときの餌は柔らかいので、勢いよく吸い込む必要がないからかも知れないが、ウキのメモリ半節分だけツンと入ったときだけ、口に含んでいることも少なくない。
例えば、フッコのぶっこみ釣りなどでは、房掛けした青イソメをたっぷり咥えさせ、反転してもラインが出て行く完全遊動にするほうが釣果がいい。リールからラインが勢いよく飛び出ていく様子は期待感が高く、フックアップまでのドキドキがたまらない。この場合、ハリ一杯に掛けた餌が前提なので、なるべく長時間食べさせ、ハリを飲ませてでもフックアップに持ち込む方法といえる。
カープフィッシングで使うボイリーの場合、吐き出したときにフックが刺さるのではあるが、掛かりが浅いとき反転時に外れてしまうこともあるように感じる。
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Posted by ぼのん。 at 17:52│Comments(0)
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