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2011年06月23日

スペアスプールをどう活かす?

スピニングリールは簡単にスプールを交換できるというメリットもある。カープフィッシングに適した大型スピニングリールには、スペアスプールが標準で付いてくることも多く、使い道にも様々なものがある。

もっとも一般的な使い方は「予備」だろう。メインスプールと同じラインを巻いておけばトラブルがあってもすぐに対応することが可能になる。ラインの太さを変えた物を巻いておけば、フィールドの状況に合わせて号数を替えるといったこともできる。
それだけでなく、PEラインとナイロンラインを使い分けるといった使い道だってあるのだ。

特にPEラインとの併用は、カープフィッシングにもメリットが多い。現場に着いたらPEラインをセットし、オモリを投げて底をズル引いてくれば、高感度という特性から底質が非常によく分かるのだ。もちろん、海の大物釣りにも流用できるなど、使い道の幅という面では群を抜いているといえる。

スペアスプールをどう活かす?
スペアスプールの使い道はいろいろ。PEラインとナイロンラインを併用するとあらゆる釣りに応用できる

自分の場合、スペアスプールをいくつか用意しておき、予備用とPEライン用を作っておく。持ち込むスピニングリールのすべてが当日トラブルを起こすことはほぼ無いので、それぞれ1個ずつ車内などに入れておくと安心だ。

PEラインをスペアスプールに巻く場合、同じポンド数(号数)のものを選ぶと細いラインとなる。20lbだと、1.5号程度の太さとなるので、ナイロンライン換算で揃えたスプールに巻こうとすれば、大量の下巻きが必要になってしまう。

下巻きがあまりに多いと、水を含んでしまったときの重量もバカに出来ないケースもある。そこでオススメなのが、100円ショップで売っている「コルクシート」でスプール軸を太くしてしまう方法。裏面がシールになっているものが使いやすく、きちんとスプール幅に合わせて正確に切り出し、丁寧に巻き付けてお互いが重ならないよう、ギリギリでカットするのがコツ(凸凹が無いようにする)。これを何枚か貼り合わせるて、ライン容量を適量にするのだ。

スペアスプールをどう活かす?
スペアスプールをどう活かす?
スプール軸にコルクシートを2層に貼ったもの。約4mmの浅溝化になる。この上にエポキシセメンダインをコーティングすれば仕上がりも美しくなる

そのままラインを巻いても良いのだが、コルクも当然水を吸う。水分を含ませたくないのと、強度を高めるために薄くエポキシ樹脂でコーティングしてやるとよい。一手間掛かるが、何よりもごくごく軽量な素材なので、簡単に浅溝スプールが制作できて非常に便利だ。丁寧に作れば仕上がりもそれなりに美しいので、時間のあるときにカスタマイズ気分で楽しむのがよいだろう。




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Posted by ぼのん。 at 19:33│Comments(0)Tackle
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