2011年06月18日
雨とPVA
カープフィッシングでよく使われるPVA(polyvinyl alcohol)は、ご存じの通り水に溶ける合成樹脂でできている。袋状になっているPVAバッグ、メッシュになっているPVAファンネルなど、ピンポイントのフィーディングには欠かせない素材だ。
材料をPVAで包み、フックや重りと一緒に水中へ投入すれば、時間と共にPVAだけが溶け、内容物は水の底に留まる。フックベイトのすぐ近くに的確に魚を寄せることができる優れものといえる。
ただし、雨の日にはその特性が災いして扱いが難しくなる。メッシュ状のファンネルの場合、キャスト前に壊れてしまうこともあるし、PVAバッグも弱くなってしまいキャストと共に分解してしまうこともしばしば…
ひとつひとつの繊維が細いメッシュは、雨の日には不向きだが、PVAバッグは使い方によっては若干だが、キャストに強いセッティング方法もある。自分はまず袋の中に材料を入れきつく結んでしまう。次にPVAが重なる結び口の近くにニードルを通し、ハリスを引き抜いておく。最後にフックを袋の底に引っかけるようにして準備完了。ニードル穴が空気を通すので、袋の端をカットしないでも着水で破れることはない。気になる場合は小さくカットしておけばよいだろう。これでハリスが袋を半周ほど囲むようになるので、いつもよりは強いセッティングとなる。
雨の日に使いづらいPVA素材もセットの仕方で使いやすくなる。PVAバッグに素材を詰めたら袋を縛り、結び目の近くにニードルを通す
ハリスを通したら袋の底にフックを引っかける。ハリスで袋を半周ほど包むような形になるので、キャストの衝撃にも強い
雨が確実に避けられる車内のトランクルームやテントなどでフックにこれをセットしておき、手返しのときはなるべく早めに作業すれば、よほどの豪雨でない限りスムーズにキャストできる。
PVA製品には水に溶けきるまでの時間によって、様々なタイプがある。サマーシーズン用のものは若干溶けるまでの時間が遅いので、こうした使い方に向いている。雨が続く時期の釣りには不可欠なちょっとしたコツだ。
材料をPVAで包み、フックや重りと一緒に水中へ投入すれば、時間と共にPVAだけが溶け、内容物は水の底に留まる。フックベイトのすぐ近くに的確に魚を寄せることができる優れものといえる。
ただし、雨の日にはその特性が災いして扱いが難しくなる。メッシュ状のファンネルの場合、キャスト前に壊れてしまうこともあるし、PVAバッグも弱くなってしまいキャストと共に分解してしまうこともしばしば…
ひとつひとつの繊維が細いメッシュは、雨の日には不向きだが、PVAバッグは使い方によっては若干だが、キャストに強いセッティング方法もある。自分はまず袋の中に材料を入れきつく結んでしまう。次にPVAが重なる結び口の近くにニードルを通し、ハリスを引き抜いておく。最後にフックを袋の底に引っかけるようにして準備完了。ニードル穴が空気を通すので、袋の端をカットしないでも着水で破れることはない。気になる場合は小さくカットしておけばよいだろう。これでハリスが袋を半周ほど囲むようになるので、いつもよりは強いセッティングとなる。
雨の日に使いづらいPVA素材もセットの仕方で使いやすくなる。PVAバッグに素材を詰めたら袋を縛り、結び目の近くにニードルを通す
ハリスを通したら袋の底にフックを引っかける。ハリスで袋を半周ほど包むような形になるので、キャストの衝撃にも強い
雨が確実に避けられる車内のトランクルームやテントなどでフックにこれをセットしておき、手返しのときはなるべく早めに作業すれば、よほどの豪雨でない限りスムーズにキャストできる。
PVA製品には水に溶けきるまでの時間によって、様々なタイプがある。サマーシーズン用のものは若干溶けるまでの時間が遅いので、こうした使い方に向いている。雨が続く時期の釣りには不可欠なちょっとしたコツだ。
Posted by ぼのん。 at 18:20│Comments(0)
│Carp Fishing
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