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2011年07月27日

カープロッドをKガイドに交換

カープロッドの種類は非常に多く、メーカーも様々だ。しかし、現状で入手が容易なカープロッドのラインアップにはいくつか不満がある。

最大の不満は仕舞い寸法が長すぎること。2本継ぎがメインで、仕舞い寸法は160cm、あるいは180cmになる。一般的な乗用車に置くためにはシートを倒すか、天井にロッドホルダーを付けてそこに設置するしかない。自分の場合、愛車にロッドホルダーがセットされているので別に問題はないのだが、フィールドに持ち込む本数を考えると少し手狭だ。

日本の車事情や保管事情を考えれば、12ft以上は3本継ぎが限度。3.6mのロッドでも1.2mに分割できるので安心だ。現状で、これを満たしてくれるのはダイワのマッドドラゴン ユーロスタイルJの3本継ぎモデルしかない。自分はこれの3ポンドと2.75ポンドを愛用しているが、ガイドがハードガイド仕様しかないのが悩みだった。


DAIWA マッドドラゴン ユーロスタイルJ 3-363JをKガイド仕様に改造

常にPEラインを使用し続ける訳ではないのでハードガイドでも問題はない。使ったとしても、ボトムを探るときやベイトロケットで撒き餌をするときぐらいだ。しかし、遠投が基本となる広い湖や流速の早い河川もポイントにしたいと考えているので、今後はPEラインがメインラインになるケースがあることも想定している。

そこで、いざそのときが来ても不安のないように、思い切ってガイドの交換をしてみた。ガイド位置や個数はオリジナルと同じで、ガイドサイズのみワンサイズ程度小さくしている。滑りが良くトラブルが少ないKガイドをこれで活かしきれるかはまだ未知数だが、カープフィッシングであればこれで十分なはずだ。


オリジナルと同じ位置にワンサイズ口径を小さくしたKガイドを配置。これでテストして改善点を見つける予定。ブランクにマスキングテープの残りカスがついているのはご愛敬

まだ、交換したてでコーティング剤の下塗りを施したかりの段階ではあるが、実釣で試してみて改善点を見つけてみるつもりだ。気に入ったカープロッドが入手しづらい現状では、カスタマイズして使いやすくしていくのが建設的な考え方だろう。  


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2011年07月25日

すごく便利な粘土重り

ポップアップボイリーを使うときや、流れのある河川でヘアリグを落ち着かせたいときなど、ハリスにガン玉をセットするケースは割と多い。しかし、ガン玉は安価で使い勝手も良いのだが、使い方によってサイズが大きくなるのが難点だ。

そこで自分が愛用しているのが、タングステンが練り込んである粘土重りだ。少量でも十分重く、サイズや形状も自由自在。カープフィッシングでは非常に便利なアイテムといえる。


タングステン入りの粘土重り。フライショップなどで簡単に手に入る

使い方は粘土重りを少量指でちぎり、ハリスに巻き付けるように押しつければ完成。形状は後からでも変えられるが、水に浸かると固くなるのでなるべく、最初にある程度目的の形にしておいたほうがいい。

ガン玉に慣れていると、サイズ感が分かりづらいので、ポップアップボイリーの浮力調整に使う場合などは事前に使ったペットボトルに水を入れて、どれぐらい粘土重りが必要かチェックしておいたほうが無難だ。


成形も容易で微調整も効く。ひとつ持っておくと便利なアイテムだ

こうしたちょっとした調整用の重りは、ギリギリまで負荷や抵抗を少なくした方が結果がいい。タングステンの粘土重りは、手軽に扱えるうえ、微調整も容易におこなえるので、タックルバッグにひとつ忍ばせておくと安心だ。  


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2011年07月22日

重りを固定するか、遊動にするか

ヨーロピアンスタイルのカープフィッシングだけでなく、ぶっこみスタイルの鯉釣りは、重りを固定、または半遊動にすることが多い。フックを吸い込んだ鯉が反転したとき、ハリスが引かれてゆき、最終的に重りという荷重が掛かることによって針先が口に刺さる、という「向こうアワセ」に近い考え方だ。

もちろん、これにも一長一短がある。エサを口に入れたまま動かない、あるいは反転しても違和感があるとすぐに吐き出してしまうようなシチュエーションでは固定、半遊動の仕掛けはあまり効果的でないように思う。

ヘラウキなどを使って延べ竿で鯉を狙っていると、非常に微弱なアタリしか出ないこともある。もっともそのときの餌は柔らかいので、勢いよく吸い込む必要がないからかも知れないが、ウキのメモリ半節分だけツンと入ったときだけ、口に含んでいることも少なくない。

例えば、フッコのぶっこみ釣りなどでは、房掛けした青イソメをたっぷり咥えさせ、反転してもラインが出て行く完全遊動にするほうが釣果がいい。リールからラインが勢いよく飛び出ていく様子は期待感が高く、フックアップまでのドキドキがたまらない。この場合、ハリ一杯に掛けた餌が前提なので、なるべく長時間食べさせ、ハリを飲ませてでもフックアップに持ち込む方法といえる。

カープフィッシングで使うボイリーの場合、吐き出したときにフックが刺さるのではあるが、掛かりが浅いとき反転時に外れてしまうこともあるように感じる。

自分のポイントや釣り方だと、ショートバイトが出ることが少なくないため、そう思うようになったのだが、単発の引っ張るようなアタリが鯉のヒレがラインに当たっているのか、上記のように掛かりが浅いのか判断が付きにくいケースも多いのだ。

そんなときに回収したセーフティーリグを見てみると、重りのストッパーゴムが外れていることがある。これが地形によるものでなければ、やはり掛かりが浅く、鯉の反転時に底に掛かっている重りに負荷が掛かった瞬間に外れてしまっているケースが想像できる。


リードクリップにはいくつか種類があるが、完全固定にできるものもある(下)。使い分けでゲームをうまく組み立てていくには面白いアイテムだ

完全に重りを固定できるタイプのセーフティーリグを導入して、現在統計を採取中。半遊動、完全固定、完全遊動、どれがベストかは選ぶボイリーやハリスの長さなどにもよるだろう。いずれにしても、調べておいて損はなさそうなので、今後も調査を続けてゆきたい。

  


Posted by ぼのん。 at 17:52Comments(0)Tackle

2011年07月19日

夏場のボイリーはどう管理すべきか…

仕事が立て込んでいたり、なかなか休みがとれないことはよくある(自分の場合特に…)。ましてや釣りに行けない日が続くと…… 

先日、暑い最中に釣り具を保管している倉庫へ行ってみたら、あまりの熱気にびっくり! 夏になってから釣り具の出し入れは早朝や夜間だったため、あまり気にしていなかったのだが、これでは如何にボイリーとはいえ品質に影響が出るはずだとようやく気がついた(おい)。

そこでボイリーをひととおりクーラーボックスへ入れ緊急避難。タッパに小分けしたもの、開封済みのもの、新品、あらゆるものをチェックし、傷んでいるものは捨てて、使えるものだけ整理することにした。

このままクーラーボックスで管理していれば少しはマシとも思ったが、長期間ともなれば冷却材が持つはずもない。密閉された空間が灼熱と化せばもっと悪いことも起こるかもしれない。いろいろ心配になったが、よい解決方法は見つからない。いや、ひとつあるのだが、これには家族の理解が必要になる。

そう、「冷蔵庫保管」である。

量としてもそうとうになるし、何よりも開封済みのものはジップ袋に入れてもいくらか匂う(釣り人なら気にならないが、釣りをしない人は必ず気付く)。

とはいえ、このままではボイリーが全滅してしまうかもしれないという衝動に駆られ、結局自分の小遣いで小型冷蔵庫を購入。自室に設置するという暴挙に出ることになってしまった…

ちょうど夏だし、ビールも冷やせる。などと自分に言い聞かせているが、出費もそうだがボイリーのためにここまでするのはいささかやりすぎの感もある。


ビール(ボイリー)のために冷蔵庫を購入するはめに…… 夏場のボイリーの買いすぎには要注意だ(涙)

結局、傷んだボイリーは思ったよりも少なかったので、夏場のベスト管理術は「買いすぎない」に尽きるのかも知れない。ポップアップボイリーなどは、香りもまったく影響が無いようだし、少量であれば厳重に密封すれば冷蔵庫保管も容易だろう。

いろいろなボイリーを使いたい性格だが、背に腹は代えられない。現在の在庫がはけたら、しばらく大量購入は自重することにした。  


Posted by ぼのん。 at 23:11Comments(0)Baits

2011年07月18日

ラインを沈める

ポイントが遠かったり、急深だったりすると、道糸がなかなか沈まないことがよくある。まぁ、単純に待てばよいのだが、それ以外にも流れがある場合などは道糸を早く落ち着かせたいケースは割と頻繁にあるのではないだろうか。

そんなときに役立つのが「バックリード」と呼ばれるシステム。リグをセットした後でも追加可能な、道糸に通して利用する「中重り」だ。


KORDAの「フライングバックリード(4g)」

重りとストッパー、それぞれに溝が切ってあり、重りを上にストッパーを下に溝を使ってラインを通したあとは、溝が反対を向くように差し込むと、中通し重りになる。後はロッドを立ててスルスルと落としていけば、道糸はあっという間に落ち着くというグッズだ。


重りとストッパーにある溝を使ってラインを通す仕組みだ


溝にラインを通したら、それぞれ反対を向くようにしてストッパーを押し込む。たったこれだけでセット完了

自分がよく行くポイントは流れもあるうえ、釣りが困難になるほど浮ゴミが出ている日も多い(タイドエリアなので潮目にゴミがたまりやすい)。そこで、このバックリードを道糸にセットしたら、岸近くに落としてライン角度を調整するために使っている。

本来ならもっと重たいバックリードでも構わないのだが、できればギリギリの負荷で沈ませたいため購入したもの。バイトの出方からすれば、この負荷の違いを鯉が感じるかは微妙だが、4~5g程度あれば道糸を沈ませるのには十分なので、こちらを愛用している。


道糸を沈めるには十分な重さだし、やり取りや回収時にもまったく存在が気にならない。あると便利なアイテムだ

やり取りの際には軽量なことも幸いして中重りの存在がまったく気にならず、リードコアやリグチューブの上まで勝手に滑ってくれるので、大変重宝している。いろいろと応用が効くので、持っていると役に立ってくれるアイテムだ。
  


Posted by ぼのん。 at 21:45Comments(0)Tackle

2011年07月11日

ボイリーの自作

市販品だけでも星の数ほどあるボイリー。鳥の餌をはじめとした飼料ベースのものから、魚介類の粉末を利用したもの、フルーツフレーバーまで、あらゆる配合がなされており、どれも”釣れるエサ”としてカープアングラーから支持を受けている。

このボイリーはもちろん、自分で作ることもできる。ベースとなる小麦粉(デュラムセモリナ等)に、思い思いのエッセンスを加えてゆくことができのは練りエサに慣れている日本人にとって楽しい作業だ。

いままで試したのは、吸い込み釣りで実績の高い練りエサ(大ごい、スイミー、タニシ吸い込みなど)を配合したり、フルーツの缶詰を入れてみたり、いろいろとチャレンジしてきた。

が! どれも市販品より釣れるということもなく、中には一度も試さないうちにカビを生やしてしまうことも…

自作ボイリーがダメなら、いつもの練りエサを丸めて乾燥させて使ってみたりするけど、よく考えたら「ただの硬いエサ」な訳でボイリーの代わりにはならなかったり(笑)と、あんまり良い結果に繋がってない。

配合する要素を加味するのは悪くないが、ベースを60%以上含んでいないと、うまくまとまらない。乾燥させる時間でボイリーの硬さを調整できる。自作ボイリーは防腐剤が入っていないので、半生タイプを作る場合は保存に注意する等々、いくつか学べていることもある。

また、少量のボイリーを作るなら、ひとつひとつ手で丸めても良いのだが、同じ形のものを大量に作る場合は「ボイリーテーブル」が便利なことも分かった。この場合、ボイリーテーブルには薄くオリーブオイルを塗っておくことや、最初にセットする素材の太さには注意が必要なことも理解した。


自作ボイリーは、試行錯誤と失敗の連続。いつかは、”釣れるオリジナルボイリー”を作ってみたいものだ

試行錯誤の連続であり、練りエサを作る感覚とはまったく違う、ボイリーの自作。ネットを見ると、割と自作に成功している方
もいらっしゃるようなので、いつかは上手になってオリジナルボイリーで入れ食い!なんていうシーンを体験してみたいと願う今日この頃である。  


Posted by ぼのん。 at 19:39Comments(0)Baits

2011年07月05日

遊びに欠かせないもの

日本の狭い釣り場はそのほとんどが管理されている。海、川、沼、湖、あらゆるところはそれぞれの地域の漁業管理組合により、「適正な漁場利用の推進を図る」という目的のもと、監視員たちによって守られている。

ある釣り人は「自然はみんなのもの」といい、彼らは「自然はみんなのものだが、そこから搾取する権利は必要」という。その権利は金で買える。

生産性が乏しく、自ら多くの命を育むことが難しくなった水辺は、そうした団体による放流や産卵場造成といった人の手を加えなくては維持できない。その費用を釣り人が負担してほしい。そういう理由があるという。

このシステムがうまく機能しているかどうかは別として、遊びには一定のルールがある。自分はホームグラウンドを管理する漁業組合が発行している遊漁承認証(年券)を毎年買うことにしている。



監視員に呼びかけられてもこれを見せればなごやかな空気が流れる。彼らは当然のように地域の様子をよく見ているので貴重な情報がもらえることだって少なくない。もちろん、遠征するときはその地域の入漁券を都度購入している。

よその国では、釣って良い魚の数や使用ラインなどを細かく定めたライセンス制の下で徹底的に管理され、違反者には犯罪と同等の厳しい罰則を用意しているところもある。

それに比べ、日本のそれは緩やかなほうだと思う。釣り場の保全や環境への貢献などと高尚なことを言うつもりはまったくないが、釣り場をシェアする漁業関係者と仲良くやっていくためには必要な負担だと考えるようにしている。  


Posted by ぼのん。 at 16:03Comments(0)Column

2011年06月29日

目立つ? or 目立たない?

ヨーロピアンスタイルのカープフィッシングでは、シンカーに気を遣った製品が多い。迷彩色に塗り分けられたタイプはもちろん、マット(つや消し)の単色など、様々な形状やデザインのものがある。中でも極めつけが本物の木くずで覆われたシンカーだろう。

おそらく、シンカーにエポキシ系の接着剤を塗り、チップにした木くずをフライのパン粉よろしく、圧着したものだと思われるが、水中にある様子は見事にボトムと一体化している。それが鯉にとってどう映るかは別として、釣り人的にはよく分からない安堵感や期待感が生まれるアイテムといえるだろう。


本物の木くずをまとったカモフラージュシンカー。自然そのものを釣り道具に応用すれば釣果は当然上向きに!?

他にもリグチューブからセーフティーリグのクリップ、ハリスそしてフックに至るまで、自然の配色に溶け込むカラーリングがなされている場合が多い。

もし、そうしなければ釣れないのであれば、日本の鉛色そのままのオモリや、銀メッキされたスイベル、金色のハリといった製品を使うなど言語道断ということになってしまう。実際は「どちらも釣れるし、どちらも釣れないこともある」ということになるし、本当のところは鯉に聞かなければ分からない。

しかし、あらゆる小物に注がれる自然への畏怖というか思いやりというか、そういう精神が感じられるこうしたアイテムには、なんとなく愛着が感じられるのも確かだ。もちろん、自然に溶け込む配色が悪いということは無いので、「できる限り取り入れる」というスタンスが一番良いだろう。

ちなみに、本物の自然素材を使ったカモフラージュシンカーは、おそらく、というか確実に自作できるはず。近いうちに濃淡いろいろな色を混ぜたウッドチップを作って試してみたいと思う。  


Posted by ぼのん。 at 18:09Comments(0)Tackle

2011年06月27日

ボイリーを数珠つなぎするPVAテープ

先日ブログに書き込んだガルプ! カープの高い集魚効果を考慮して新しいアイテムを入手した。それが「PVAテープ」だ。

このアイテムはPVAで出来た糸のように使うことができるので、撒き餌にしたいボイリーを連結したい場合に便利。使い方も簡単で、ニードルに通したボイリーを数個このテープに通して、フックに引っかけるだけ。もちろん、水に浸かると溶けるので、着底したフックベイトの周辺に撒き餌用のボイリーが散らばることになる。


GARDNERのPVAテープ。10m巻きで1,300円前後だ

まったく同じようととしてPVAバッグに詰める方法もあるが、PVAテープで連結したほうが空気抵抗が少ないのでキャストの距離やコントロール性は高い。ちょっとした小ネタともいえるが、あると便利なことは確かだ。

実際に使ってみると思惑通りの働きをしてくれた。一度に使う量も少ないので、ひとつ買っておくとずいぶん重宝しそうだ。



ちなみにテストに出かけた短時間釣行ではガルプ! カープ単体使用で65クラスをゲットできたものの、大きな課題も見えてきた。それは”カメ”。。。1時間ぐらいで手返ししてみたところ、ヘアリグからキレイにボイリーが無くなっていたことが何度もあった。時期的にブルーギルなどの雑食性の小魚という可能性もあるが、そのときの釣り場はカメが非常に多いポイントだった。なんとなくラインに当たってくるような気配はあったものの、そのせいで時合いを逃していた可能性も… 引き寄せる力が強いのは鯉だけではなさそうだ。今後はポップアップと併用を考えていきたい。  


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2011年06月24日

話題のガルプ! カープ

バークレーからリリースされている新製品「ガルプ! カープ」。ガルプといえば”匂い”付きソフトルアーをすぐに想像する。独特のフォーミュラ―や、ソフトルアーに匂いや味を付けた製品でメジャーになったブランドだ。

ルアー釣りをする人にはすっかりおなじみで、鯉釣りをする人にもBUZZBAITで知られている。魚が好む味や匂い成分に強いメーカーの製品なので、「ガルプ! カープ」に期待を寄せていた人も多いはずだし、もちろん自分もそのひとりだった。



購入後、釣行前のことだが、近所に鯉がすむ川があるので、犬の散歩がてら何個か放り込んでみることにした。しばらくすると鯉がやってきてなにやら探しているしぐさをしていたと思ったらボイリーを見つけ、少し探ったあとにすぐに吸い込んでいった。

サイズにして60cmぐらいの鯉だが、流れの下流からやってきた魚だった。どれぐらい離れていたかは確認しなかったが、単体でも釣りが成立しそうな集魚っぷりにびっくり。今後のメインベイツのひとつとして、ラインアップしておくことにした。

まだ実際の釣りで使う機会があったのは未だ一回だが、80cmクラスの鯉を釣ることができた(写真失念)。そのときフィーディングに使ったのはボイリーを3個だけ。フックベイトと合わせても4個しか投入しておらず、それでも鯉はしっかりボイリーを発見してくれた。最初にテスト確認したときの状況から、それで十分とふんでの釣りだった。

大手釣具量販店でも取り扱っているので、比較的入手が楽という点もありがたいところ。自分同様に良く釣れるボイリーと捉えた人が多いらしく、品薄状態が続いているがこれも仕方ないだろう。

ひとつ難点をいうと、500gパッケージしか売っていないところ。自分の使い方ではすぐに無くなるわけではないが、2、3釣行で尽きてしまう計算だ。できれば1kgパックを流通させてくれるとありがたいのではあるが……

いまのところ、すべての種類を試したわけではないが、楽しめそうな製品が出てきてくれたのはうれしい。今後も「ガルプ! カープ」を使っていろいろなパターンでデータを取っていきたいと思う。  


Posted by ぼのん。 at 18:14Comments(0)Baits

2011年06月23日

スペアスプールをどう活かす?

スピニングリールは簡単にスプールを交換できるというメリットもある。カープフィッシングに適した大型スピニングリールには、スペアスプールが標準で付いてくることも多く、使い道にも様々なものがある。

もっとも一般的な使い方は「予備」だろう。メインスプールと同じラインを巻いておけばトラブルがあってもすぐに対応することが可能になる。ラインの太さを変えた物を巻いておけば、フィールドの状況に合わせて号数を替えるといったこともできる。
それだけでなく、PEラインとナイロンラインを使い分けるといった使い道だってあるのだ。

特にPEラインとの併用は、カープフィッシングにもメリットが多い。現場に着いたらPEラインをセットし、オモリを投げて底をズル引いてくれば、高感度という特性から底質が非常によく分かるのだ。もちろん、海の大物釣りにも流用できるなど、使い道の幅という面では群を抜いているといえる。


スペアスプールの使い道はいろいろ。PEラインとナイロンラインを併用するとあらゆる釣りに応用できる

自分の場合、スペアスプールをいくつか用意しておき、予備用とPEライン用を作っておく。持ち込むスピニングリールのすべてが当日トラブルを起こすことはほぼ無いので、それぞれ1個ずつ車内などに入れておくと安心だ。

PEラインをスペアスプールに巻く場合、同じポンド数(号数)のものを選ぶと細いラインとなる。20lbだと、1.5号程度の太さとなるので、ナイロンライン換算で揃えたスプールに巻こうとすれば、大量の下巻きが必要になってしまう。

下巻きがあまりに多いと、水を含んでしまったときの重量もバカに出来ないケースもある。そこでオススメなのが、100円ショップで売っている「コルクシート」でスプール軸を太くしてしまう方法。裏面がシールになっているものが使いやすく、きちんとスプール幅に合わせて正確に切り出し、丁寧に巻き付けてお互いが重ならないよう、ギリギリでカットするのがコツ(凸凹が無いようにする)。これを何枚か貼り合わせるて、ライン容量を適量にするのだ。



スプール軸にコルクシートを2層に貼ったもの。約4mmの浅溝化になる。この上にエポキシセメンダインをコーティングすれば仕上がりも美しくなる

そのままラインを巻いても良いのだが、コルクも当然水を吸う。水分を含ませたくないのと、強度を高めるために薄くエポキシ樹脂でコーティングしてやるとよい。一手間掛かるが、何よりもごくごく軽量な素材なので、簡単に浅溝スプールが制作できて非常に便利だ。丁寧に作れば仕上がりもそれなりに美しいので、時間のあるときにカスタマイズ気分で楽しむのがよいだろう。  


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2011年06月22日

カープフィッシングのリール【再考】

カープフィッシングで使うリールについて、スプールフリー機構のあるものが使いやすいことは以前述べたとおり。釣行を重ねる上で、もうひとつ気付いたのがスプールのキャパシティだ。

まず糸の太さだが、メインラインには20lbを巻くことが多い。16lbでも十分だと感じる反面、テトラや護岸、あるいは杭周りでは不安もあるのでワンサイズ太めのラインを使用している。号数でいうところ5号となるが、80mキャストして鯉のファーストランが20mだったとすれば100mは必要になる計算だ。実際には高切れや傷んだ先端のラインをカットしながら使うことを考えれば、150mは最低でも巻いておきたいところ。場合によっては100mキャストすることも考えれば、200mあっても不思議ではないことになる。

もっとも、ショア(陸)からキャストしてゲームを組み立てる日本の釣りの場合は、100mキャストすることなど稀ではあるが、仲間がボートを出しているときなどはふざけ半分で沖のピンスポットにフックベイトを投入するヨーロッパ式も楽しむこともある(毎投お願いするのが悪いので実際にはあまりやらない)。要するにラインのキャパシティは多いに越したことはないというように考えるようになったのだ。

そこで導入したのがダイワのトーナメントリニアX-4500BRだ。同クラスのリールの中では最も重たい710g。ボディも大きく、さながら宇宙ステーションのようなデザインだ。スプールには5号を250m巻き込めるので、広大で遠浅な霞ヶ浦などをボートで攻略するのにも余裕で対応できるようになった。


トーナメントリニアX-4500BR

細身のカープロッド(マッドドラゴン ユーロスタイルJ)との組み合わせはイマイチだが、キャスト時と手返し、やり取りの最中ぐらいしかロッドを手にしないので重量バランスはあまり気にならない。

軽量でコンパクトなカープ用スピニングリールocean S3D 50(5号170m)を愛用していたが、今後は釣行に合わせて選ぶこともできるようになった。釣行の幅が広がったので面白い攻め方もできそうだ。


  


Posted by ぼのん。 at 17:44Comments(0)Tackle

2011年06月21日

あると便利な蓋付きバケツ

カープフィッシングはシンプルな仕掛けの割に、持ち込む道具が多い釣り(わたしだけ?)。

手返しのためにフィーディングの材料並べてをPVAバッグに詰めたり、次の投入のためにフックベイトにするボイリーを選んでみたりと、いつの間にか自分の周囲は物だらけになることもしばしば。

折りたたみのテーブルを持ち込めば、かなり便利なのは分かっているが、車から離れて担ぎ込みをする場合などは、余計に荷物がかさばってしまうのが難点。でも、このジレンマを一気に解決してくれる道具を見つけてからはずいぶん快適になった。

その道具とはズバリ、「蓋付きのバケツ」のこと。何のことはないホームセンターでも売っている道具だが、バケツにも道具を入れておけるし、蓋をすれば立派にテーブルとして活躍してくれる。さらに蓋は汚れても簡単に洗える、まさに良いことづくめの逸品なのだ。

バケツのサイズを選べば、大きなバケツに小さなバケツを入れて持ち込むことも可能。フィーディング用の練りエサを小さいバケツ、タッパに小分けしたボイリーを大きなバケツに入れておけば、身の回りはいつでも快適だ。



写真のものはGARDNERのカモバケツだが、ホームセンターで売っているタイプでも使い勝手はまったく同じ。柄が気に入ったので購入したが、お値段もソコソコなので格好を気にしなければ代替品はたくさんあるはず。担ぎ込みが多い人にぜひオススメしたい小技だ。  


Posted by ぼのん。 at 18:01Comments(0)Tackle

2011年06月20日

護岸のカープフィッシング

都市部にある大部分の水域は護岸化されている。程度の差こそあれ、自然が造り出す形状を保っている河川などはめっぽう少なくなってしまったのではないだろうか。

昔を懐かしみ、ノスタルジックな思いをはせるのも悪くはないが、釣り人としては今ある状況に合わせた方法で楽しんだ方が建設的だろう。

自宅にほど近い河川もご多分に漏れず護岸化されている。周囲のほぼすべてをスロープ護岸が覆っていて、工事からずいぶん長い年月が経っているため、ところどころ植物が茂っている箇所もある。


スロープ護岸は人造のハードボトム。鯉たちが好むエリアだ

このスロープ護岸も見方を変えれば人造のカケアガリ。岩盤や小砂利、砂などで形成されるハードボトム(硬質な底)は、自然界でも鯉たちがエサを摂るのが容易で、絶好のポイントになりやすい。

スロープ護岸をよく観察していると、鯉が岸際を回遊しているのが分かる。ヘラ氏たちがこぼしていった練りエサがあれば盛んに吸い込み、草の根元付近にいる小さな生物に興味を示していることだってある。

ここは鯉たちのエサ場。つまり広大なスロープ護岸帯のほぼすべてが好ポイントと捉えることだってできるのだ。

自分が試しているスロープ護岸攻略は、フックベイトを護岸ブロックの上に置いておく方法。インラインシンカーと共にそっとフックベイトを置き、周囲に2、3粒ボイリーを並べておく。

このときあまり寄せエサを入れすぎると逆効果になることが多いので注意。要は回遊している鯉にボイリーを気づかせ、フックベイトに固執させるのが目的なので、適量を見計らうのも大切だ。

あとはミチイトをスロープに這わせるようユルユルにしておき、ロッドは少し離れた位置にセットしたポッドに置いておく。準備ができたら気配を悟らせぬようなるべく距離を取るのがコツ。岸際から50cm~1m程度にフックがあるので、できるだけプレッシャーを掛けないようにしておく必要があるのだ。


この写真では見やすいよう、いつもの練りエサを投入してある。フックベイトを置く位置もこれぐらい

混雑している時は難しいが、人気のなくなる夕方などはチャンス。プレッシャーが低くなり、鯉たちも大胆になってくるので、ボイリーに気付く確率も高くなってくる。

多くのヘラ氏たちで賑わう日曜、中には帰る人が出始める時間帯ともなれば、このメソッドの出番だ。岸際に仕込んだフックベイトを吸い込んだ鯉が驚き、大きな波紋を作る。草の隙間からそっと伸びるミチイトが急に沖へと流れ、アラームがけたたましく鳴り響く。ロッドに駆け寄り、やり取りを繰り返してネットへ。苦労が報われる瞬間だ。


岸際にそっとフックベイトを仕込んでおく。気配を殺し、狙いを定めて獲った一匹はまた格別。気分はまさにハンター!?

こうしたそのエリア特有の傾向は、あらゆるフィールドにその数だけあると想像している。環境や状況に合わせた釣り方を探るのもカープフィッシングの楽しみのひとつだろう。


  


Posted by ぼのん。 at 17:49Comments(0)Carp Fishing

2011年06月18日

雨とPVA

カープフィッシングでよく使われるPVA(polyvinyl alcohol)は、ご存じの通り水に溶ける合成樹脂でできている。袋状になっているPVAバッグ、メッシュになっているPVAファンネルなど、ピンポイントのフィーディングには欠かせない素材だ。

材料をPVAで包み、フックや重りと一緒に水中へ投入すれば、時間と共にPVAだけが溶け、内容物は水の底に留まる。フックベイトのすぐ近くに的確に魚を寄せることができる優れものといえる。

ただし、雨の日にはその特性が災いして扱いが難しくなる。メッシュ状のファンネルの場合、キャスト前に壊れてしまうこともあるし、PVAバッグも弱くなってしまいキャストと共に分解してしまうこともしばしば…

ひとつひとつの繊維が細いメッシュは、雨の日には不向きだが、PVAバッグは使い方によっては若干だが、キャストに強いセッティング方法もある。自分はまず袋の中に材料を入れきつく結んでしまう。次にPVAが重なる結び口の近くにニードルを通し、ハリスを引き抜いておく。最後にフックを袋の底に引っかけるようにして準備完了。ニードル穴が空気を通すので、袋の端をカットしないでも着水で破れることはない。気になる場合は小さくカットしておけばよいだろう。これでハリスが袋を半周ほど囲むようになるので、いつもよりは強いセッティングとなる。


雨の日に使いづらいPVA素材もセットの仕方で使いやすくなる。PVAバッグに素材を詰めたら袋を縛り、結び目の近くにニードルを通す


ハリスを通したら袋の底にフックを引っかける。ハリスで袋を半周ほど包むような形になるので、キャストの衝撃にも強い

雨が確実に避けられる車内のトランクルームやテントなどでフックにこれをセットしておき、手返しのときはなるべく早めに作業すれば、よほどの豪雨でない限りスムーズにキャストできる。

PVA製品には水に溶けきるまでの時間によって、様々なタイプがある。サマーシーズン用のものは若干溶けるまでの時間が遅いので、こうした使い方に向いている。雨が続く時期の釣りには不可欠なちょっとしたコツだ。
  


Posted by ぼのん。 at 18:20Comments(0)Carp Fishing

2011年06月09日

タイガーナッツのフィーディング

タイガーナッツを入手してから、これにあうフィーディングの方法を探していた。最初は粒ごと練りエサに混ぜて投入することが多かったが、なかなか決めてが見つけるには至らなかった。うまくタイガーナッツに誘導するには、ボイリーのフィーディングと同様の考え方をしておく必要がありそうだ。

そこで考えたのが、”いっそクラッシュしてしまおう作戦”。ボイリーのフィーディングに、ボイリーをクラッシュしたものを使っていることは以前も述べた通り。その考え方と同じく、戻した乾燥タイガーナッツをクラッシュして、練りエサに混ぜ込む方法だ。

タイガーナッツは硬いので、手やナイフで細かくすることは困難。ここはやはり文明の利器を導入したいと思い、適当なものを探しているとあったあった。その道具はコーヒー好きの自分にとって欠かせない「コーヒーミル」だ。


コーヒーミルでタイガーナッツを砕く。粗い粒を残したい場合は短めに…

ひとつかみ程度コーヒーミルに投入し、スイッチオン。機械が砕いている音はコーヒー豆より若干低めだ(水分を含んでいるから当たり前)。10秒程度で粒がかなり残る感じに仕上がり、30秒程度掛けると粉末状にまで細かくすることができる。今回は粉状のものと、粗いものを作り、ミックスしてみた。

これをいつもの練りエサに混ぜれば、かなりの集魚効果がありそうだ。購入したショップで、タイガーナッツは鯉の消化に悪いと聞いていたので、それもずいぶん緩和されるはず。

作ったフィーディング用のタイガーナッツは痛みと乾燥を防ぐためにジップ付きのビニールに入れ、空気を完全に追い出しておいた。持った感触では特に冷蔵の必要は無い感じがするが、念のため次回釣行まで冷蔵庫で保管しておくことにした。


粒子状のタイガーナッツと砕いた状態のものをブレンド。これをいつものフィーディングの材料として使う

効果は今のところ不明だが、自作ボイリーなどにも応用できそうなので、かなり期待できる仕上がりだ。

※粒子状に砕いたタイガーナッツは”しっとり”した感じになります。  


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2011年06月08日

バンクスティックとブザーバー

ロッドポットとならんで、ロッドのセッティングに役立つのが「バンクスティック」。トップにはネジが切ってあり、直接センサーやロッドレストをセットして地面に刺すだけで使える優れものだ。

護岸の多いポイントでは使いづらいが、土があればセッティングできるお手軽さは非常にありがたい。自分はこれに「ブザーバー」をセットして、一組のバンクスティックにロッドを2本セットできるようにしている。近所釣行では荷物がかなり減るので重宝する組み合わせだ。



良いとこずくめのバンクスティックのように思えるが、釣り座によっては長さが必要になったり、土質のせいで安定感がないことがあったりと、割と気を遣う面もある。何度か打ち返しを続けていると、クルクルと回ってしまうようになることも多いので、バンクスティックとブザーバーを組み合わせるときには注意が必要。土質エリアで竿を出すことが多ければ、4本のバンクスティックにブザーバーを付けるタイプの製品があると安心だ。

とはいえ、ヨーロピアンスタイルでの”待ち”の姿勢は、スプールフリーが基本となるので、ブザーバーが倒れるようなことはまずない。ロッドポッドと併用して、使いやすい方をチョイスして上手に釣行するのが好ましいだろう。  


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2011年06月06日

あると便利なデンタルフロス

ヘアリグの”ヘア”には、ハリスと同じ材質のラインを使う。そのほうが効率が良いからだが、DリグなどのようにOリングを使って、そこへボイリーを結ばなくてはならないリグも多い。もちろん、余ったPEラインで代用することもできるが、このとき便利なのがデンタルフロスだ。


どこでも入手できるデンタルフロスはあると便利な小道具

どこでも入手可能なうえ、釣り道具としてはコンパクトで安上がり。このフロスは繊維が何十、何百本と束になったものなので、ボイリーを丸ごと結んでも平たくなってしっかり止めることができる。また、水中では膨張するのでしっかりとボイリーを固定できる。ヘア無しで結んだフックに”後付け”するのも容易だ。


普通に結んだフックに”ヘア”としてくくりつけたり…


いつものヘアリグにボイリーを追加してダブルベイツにしたいときなどにも役立つ

それと、ヘアリグの予備がないときに急遽ダブルベイツにしたいときなどは、フロスにいったんボイリーを通して、いつものヘアリグの輪に結んでしまえば簡単にダブルベイツ用のリグに替えられる。

タックルケースに忍ばせておくと意外と役に立ってくれることが多い小物だ。  


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2011年06月03日

ボイリーのサイズ

ボイリーにはサイズ違いがある。10mm、15mm、20mmと大抵は5mm程度大きさが違う場合が多い。

大きなボイリーは重さもあり、ボリューム感があるためアピール力も高い。小さなボイリーは軽量で、アピール力は若干低い。見比べると、大きなボイリーは大物用、小さなボイリーは中小物用と考えてしまいがちだが、実際には20mmでも、10mmでも、サイズを問わず鯉は食べに来る。


購入するボイリーは15mmがほとんど。ダブルベイトにしたり、切って使ったりすることでボリュームを調整している

自分の場合、購入する際は15mmを選ぶことがほとんど。使い勝手が良いし、同じ1kgパックなら20mmより粒が多いというのもその理由(苦笑)。重さが欲しい場合はダブルベイト(フックベイトにボイリーを2個使う)にすれば良いと考えているので、あまりサイズにはこだわりはない。また、バークレイのBUZZBAITの様な生タイプのボイリー(?)なら、再度練り合わせてから、適度な量を丸め直すとすぐに好みの大きさにできるものもある。

また、市販のボイリーをローテーションさせても結果がなかなか出なかったり、ショートバイトのみで終わってしまうような場合は、反応がある2種のボイリーをそれぞれ半分に切って、それを複合させてヘアリグにセットすることもある。


ダイナマトベイツのソースとNUTRABAITSのトリッガアイスの合わせ技。実績の高いボイリーを組み合わせれば釣果倍増!?

ボイリーに「こうしなければいけない」というルールは無いと思うので、サイズや種類にあまりこだわりすぎず、自由にカープフィッシングを楽しみたい。  


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2011年06月02日

カープフィッシングのフィーディング(撒き餌)

鯉釣りでは全般的に「撒き餌」を使う。嗅覚を頼りにエサを探す魚には実に効果的で、逆にこれがないと釣りを難しくしてしまうこともしばしばだ。

ヨーロッパスタイルのカープフィッシングでも、同じく撒き餌をする。日本ではもっぱら魚が好む成分を含む粉を水で練った「練りエサ」を使うが、向こうではペレットやフックベイトと同じボイリーをそのまま撒いたりする。それだけでなく、粉状のままの練りエサをそのままPVAバッグへ入れたり、そこへ匂い成分を抽出した液体(リキッド)を垂らしてみたりと、実に多種多様だ。

日本の鯉釣りのように練りエサの団子をそのまま投入するのもよいが、最終的にボイリーを食べさせたい訳だから、撒き餌にも同じようにボイリーを使うと考えるのが妥当。底に落ちているボイリーをついばむうちに、フックが仕込まれたボイリーをパクっと… というのが一番理にかなっている。

自分の場合、ボイリーと同じ内容物のペレットや、ボイリーを1/2あるいは1/4にカットしたもの、またはクラッシャーで粉末にしたものを併用している。流れの有無や水深などで使う割合などは変えているが、基本的にフィーディングには、いずれかを必ず混ぜるようにしている。

こうしたフィーディングの材料はある程度重さがあるものが多いので、手っ取り早くベイトロケットで撒いたり、追いエサとしてカタパルトと呼ばれるパチンコで少しずつポイントに投入する。特にカタパルトは着水音も小さめなうえ、的を狙う楽しさがあるので良い暇つぶしになる(笑)。

自分の場合、朝一にポイントを定めたらベイトロケットである程度のボイリーやペレットを撒いておき、その後はしばらく練りエサを併用しながら少しずつ周囲に”エサの匂い”を拡散させる。仕掛け周辺に鯉の気配が感じられるようになったら、練りエサを減らしてゆき、カタパルトも使いながらポイント周辺のボイリーの比率を高め、フックベイトへと誘導するという流れになることが多い。


左がカタパルト、右がベイトロケット。どれも効果的なフィーディングをするための道具だ

ポイントに寄ってくる鯉を想像しながら、これだ!と思える撒き餌をするのは実に楽しい作業であり、狙い通り(まぐれでも)鯉が釣れれば実に満足。まだまだ面白い寄せ方があると思うので、今後も様々な方法を試してみたい。


フィーディングで使う練りエサ。市販の鯉用のエサに砕いたボイリーやペレットを混ぜる。PVAバッグかファンネルに入れて投入する。  


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